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交流型ゲストハウスなのかという話

by orie1166

 18才の、初めましての女の子が泊まりにきてくれた。ノープランの初ゲストハウス、初ひとり旅。初・初続きな彼女がどうやって1166バックパッカーズにたどり着いたかを聞いてみたところ、「交流のできるゲストハウス」というキーワードでネット上で検索をかけていったところ、まとめサイトにいきあたり、そこで3軒くらいに絞り込まれ、首都圏からアクセスもいい(そして高速バスの安い)長野市の1166バックパッカーズに決めてくれたそう。

 私自身、開業したてのころこそ、「交流」という言葉に手放しにワクワクししていた。たぶんそれは自分が20代前半で海外のホステルを泊まり旅したときに感じた「旅とは出会いの宝庫!」であり「ひとり旅の方が絶対的に旅先での出会いが多い」というところから行き着くわけなんだけれども、でもそれは年をおうごとに、変化していく。

 「交流」という言葉そのものにワクワクしなくなったのは、決してネガティブな意味ではない。旅先での出会いは今もなお新鮮で、そこが旅の醍醐味だという気持ちは変わらない。ただ、求める「交流」の質が年を経るごとに変化してきた。

 質のいい交流なんていうと、なんだか傲慢で高慢な感じがしてしまうが、決してそうではなくって、でも他の言い方が見当たらない。はて自分の言いたい「交流の質」とはどういう意味だろう。言った自分に問うてみると、それは「断わる余白を残した出会い」であり「お酒を飲まずにできる交流であったり(もちろん飲みたい人は飲んだらいい)」、「心地よい配分で話したり、聞いたりできる交流」なのかもしれない。交流は楽しい時間かもしれないが、相手やタイミングによっては交流が辛いこともある。そのあたりの微妙なさじ加減に慎重になりながら、「交流」を楽しみたいし、1166バックパッカーズに泊まりにきてくださる旅人にも楽しんでいただきたい。

 前述の18才ちゃんは、朝荷物を置きにきてラウンジにいるお姉様がたの仕事の話を聞き、たくさん質問をして、自分のことも語り、その小一時間ですら「すでに、すごく楽しい!」と。私も話を聞いていてなるほどな〜と関心することだらけだったし、お姉様がたにとってもきっと楽しい時間だったと思う。上部の会話ではなく、「もっとこの場に居たい」と双方が思う、こういう質のいい交流が生まれる場所であり続ければいいなと思うのです。

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